(ジャスト・ザ・ニュース)

機密解除されたメモ:  CIAはロシア共謀疑惑のナラティブを “煽られ”、
クリントンを恐がっていた。

疑惑の目的は “ドナルド・トランプを中傷すること” と、
2016年の選挙でクリントン自身の疑惑から目をそらすことだった。

ジョン・ラトクリフ国家情報長官は火曜日、2016年夏、
ヒラリー・クリントンがドナルド・トランプを “中傷”し、
選挙戦に臨む彼女自身の疑惑から目をそらすための
ロシア共謀疑惑のナラティブを“煽ってくる” ことを、
オバマ政権時のCIAが恐れていた事実を示す2つの文書を 機密解除した。

メモによると、CIAは最初にロシアの情報源の監視をすることで情報を得、
2016年7月 オバマにそれを説明し、2016年9月
FBIに調査対象になりそうな情報を照会するのに
十分な信憑性があるとの判断を下したという。

この警告は、クリントン陣営が資金を提供した
クリストファー・スティール文書の作成にFBIが協力し、
今では反証されているトランプとロシアの共謀についての
クロスファイヤ・ハリケーン調査を開始したばかりの時になされたものである。
これらは、申し立てられた疑惑が 汚い政治的手口であり
防諜の脅威の証拠ではない という明確な根拠を、
ジェームズ・コミー長官当時のFBIが無視したという
GOP(共和党全国委員会)の主張を後押しする可能性が高い。

“FBIの口頭要請により、CIAはクロスファイヤ・ハリケーンの調査チームが
これまでに収集した情報の下記の例を提供した"と、
2016年9月のCIAからFBIへの文書に記載がされている。
”米国大統領候補のヒラリー・クリントンが、
同じく大統領候補であったドナルド・トランプとロシアのハッカーが
選挙を妨害していることにしてしまう計画を承認したことに関してのやりとり[黒塗り]は、
彼女が私的メールサーバーを使用していた事実から 国民の注意をそらすための手段である"

ブリーフィングの後に書かれた手書きメモによると、
2ヶ月前 当時のCIA長官ジョン・ブレナンが オバマに報告を行ったということである。

ブレナンノートには “我々は[黒塗りされた部分]から
ロシアの活動についてさらなる洞察を得ている” と記載されている。
”引用によると、ドナルド・トランプを中傷する彼女の外交政策アドバイザーの一人から
‘ロシアの安全保障サービスによる干渉を主張するスキャンダルを煽る’ という提案を
ヒラリー・クリントンが承認したとされる"

文書は ラトクリフが先週、最初に議会に送った手紙の裏付けをしている。

当局は、ラトクリフがコロナウイルス治療のために入院している間、
週末に文書を公開することをトランプ大統領から許可されたと述べた。

CIA長官のジーナ・ハスペルは 米国が傍受したロシアの情報の一部が
誤情報であるかどうかを完全に判断できないという理由で
一部の情報の公開に反対してきた、と当局者は述べた。
”ラトクリフが公開を決定した理由の一つに、
欠陥のあるロシア共謀罪の調査において FBIが無視していた
赤旗についての洞察を提供していることが挙げられる” と当局者は述べた。

米国の情報当局者によると、CIAはロシアの傍受疑惑を完全に検証できなかったが、
ロシアの偽情報であるかを評価しないままオバマに報告し
それがFBIに照会するのに十分な情報である と信じていたという。

ラトクリフはまた 下院情報委員会の重要メンバーである
デビン・ヌーネス(カリフォルニア州選出)が公開を要求した証拠の機密解除を模索している。
その証拠には ロシアの干渉に関する米国の情報評価の欠陥について
ヌーネスが2018年にCIAの監察官に照会したものや、
クリストファー・スティールが提出した文書の主な二次情報源が FBIに伝えたこと、
また 二次情報源のロシアとのつながりについて FBIが知っていたことを示す証拠が含まれている。

ホワイトハウスのチーフスタッフ、マーク・メドウズは 月曜日の機密解除をほのめかした。

“トランプは ヌーネスその他の人たちの要求のいくつかをフォローアップする形で
機密解除を行うことを すでに私に依頼している” とメドウズは語った。

ヌーネスは(FBIがスティール文書に欠陥があることを確認した副情報源に行った
3回のインタビューを含む)証拠は、衝撃的なものになる と述べた。

"私たちが今見てきたものの根底にある文書-私はそのうちのいくつかしか見たことがない-は、
間違いなく決定的な証拠です”と、ヌーネスは日曜日
FOXニュースの司会であるマリア・バルティロモに語った。
"その情報は間違いなくアメリカ国民に公開される必要があります”

"アメリカ国民は 我々が知っている3つの報告書を見る必要があります、
少なくとも民主党が雇ったロシアのスパイからのものです "と彼は付け加えた。
”つまり、それらは皆が見る必要がある 追加の文書なのです”

民主党はすでに 計画的攻撃を仕掛けてきており、
選挙のわずか１ヶ月前の証拠公開は政治的なもので、
ロシアの偽情報だらけなっている可能性があることを示唆している。

"選挙の35日前に、国家情報長官が検証されていない
ロシアの噂を発表するという事態に困惑している”と、
上院情報委員会のマーク・ワーナー副委員長(民主党-バージニア州)は述べた。

クリントンがロシア共謀罪調査の背後にはいなかったという民主党員の主張には、
強力な反対証拠が示されている。

スティールは、クリントンが調査を許可したことを
2016年7月のFBIとの最初の会合で話した、と証言した。
銀行の記録と証言によると、スティール文書の作成費用は
クリントンの選挙キャンペーンと民主党全国委員会の顧問法律事務所によって支払われていた。

そして、元FBI法務部長のジェームズ・ベイカーは
“FBIには クリントンの長年の仲間であるコーディ・シアラーを含むクリントン関係者から
トランプとロシアの共謀に関する未検証の疑惑が殺到していた” と証言した。

ベイカーは クリントン関係者によるFBIへの圧力キャンペーンを
“異常で不快なものだった” と評した。

“さあ どうなるか 見ていよう”

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